Festa Junina

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日本ではあまり知られていないが、ブラジル人が大切にしているお祭りの一つにFesta Junina(フェスタ・ジュニーナ)がある。現地ではFesta de Sao Joan(フェスタ・ジ・サン・ジョアン)とも呼ばれ、ブラジル全土で行われるが、北東部で最も盛大のようだ。私の住む地域でも、6月になると毎週末のように各学校やイベント会場で行われている。昔ながらの伝統を感じる、素朴で可愛らしいお祭りで、私はとても好きになってしまった。


Festa Juninaはもともと、ヨーロッパ各地で行われていた豊穣を祈願する祭りで、16~17世紀にポルトガルからブラジルへ持ち込まれたのが始まりだ。

このフェスタの一番の見どころは、可愛らしい服装と踊りにある。
参加者はCaipira(カイピーラ)と呼ばれる田舎者を装う。男性はチェックのシャツにネッカチーフ、ジーンズに麦わら帽子。顔に髭をかいたり、歯を黒く塗ってすきっ歯を演じたり、洋服に継ぎ接ぎを貼ったり。
女性は、シータと呼ばれる花柄ブラジル伝統布のドレスやエプロン。顔には赤いチークやそばかすを描き、髪は三つ編みにしたり。

そして、Forro(フォホー)という種類の音楽が主に演奏され、アコーディオンなどの伴奏に合わせてQuadolha(クアドーリャ)と呼ばれるフォークダンスを2人1組になり、輪になって踊る。

輪投げや魚釣り、的当てなど、日本の夏まつりのように催し物があったり、収穫祭らしくトウモロコシを使った食べ物などの出店が並ぶ。それがまたなんとも懐かしい感じがして、良い。


会場はカラフルな旗で飾られ、テーブルのデコレーションにはブラジル伝統布のシータや麦わら帽子が使われる。フェスタジュニナの会場は色とりどりで、とても可愛らしいのだ。

息子と娘も、今年初めてcaipiraとなりお祭りに参加した。皆が目を細めて、子供たちの可愛らしい踊りを見つめ、その後は大人たちも輪に入って踊る。誰もが小さい頃からこの踊りを踊っているので、知らない人はいないのだそう。ちょっとだけまた一つ、ブラジルのことを知れた気がする。

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